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<description> （24時間おきに更新中）</description>
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<title>失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)</title>
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<description> 一流のプロ野球選手は、７割の凡打の中から学ぶという。
 先の大戦の日本軍の失敗は、多くの教訓となりうる。現在日本の企業組織論として読める一冊。
 随分と古い刊行だが、内容は今に通じる普遍性がある。...</description>
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 一流のプロ野球選手は、７割の凡打の中から学ぶという。
 先の大戦の日本軍の失敗は、多くの教訓となりうる。現在日本の企業組織論として読める一冊。
 随分と古い刊行だが、内容は今に通じる普遍性がある。本質をついた論だからであろう。 戦争時失敗した6つの作戦の敗因を分析し、
失敗に繋った共通事事項(失敗の本質)を
明らかにすることで、今の自分自身や勤めている
会社が同じ轍を踏んでいないか考えさせてくれる本。
約400ページある長い本だが、第2章「失敗の本質」と
第3章「失敗の教訓」を読めばエッセンスを掴める。

 内容としても日本軍の敗因となった「明確な戦略目的の欠如」
「過去の成功体験に縛られての過ち」「組織の硬直化」など、
今の職場でも頻繁に見られることが書かれていてドキッとする。
日本軍が犯した誤りを60数年たった今でも多くの企業が
犯していることを考えると日本人は戦争を起こしたことに対する
反省はしても敗因に対する反省はできていないと感じた。
 この本の内容を自分の周りで起こっている事柄に当てはめ
熟考することで、どんな人でもたくさんの学びを得られると思う。
何となく、本屋で手にとってしまい買ってしまった。軍隊組織でも、会社組織でも失敗に通じる本質のようなものがわかるかと、ちょっと期待してみた。中身はノモンハンから沖縄までの６つの代表的な戦が描かれ、一戦毎に失敗が抽出され、最後に総括と教訓が示されたいた。過去の栄光を引きずり、最後まで精神論で突き進み、変革できなかった組織の姿が垣間見られた。まあ、古い本だからなんなんですが。
ミッドウェー作戦のところを読んだら、
海戦の経緯は簡単にしか記述されず、
その分、アナリシスも通り一遍な感じです。
山本と南雲が仲悪かったのはそうだとして、
ニミッツとスプルーアンスが住居をともにした話は
ちゃんと出典があるのでしょうか。
なんかおやじのヨタ話に毛がはえたような印象さえする。日本軍の行動を組織論の分析法でレビューした本

日本軍の６つの失敗、つまり
１．ノモンハン事件  誤りを繰り返す学習のなさ
２．ミッドウェー作戦 錯誤の上に錯誤を上乗せし、誤算のみが残る
３．ガダルガナル作戦 統合戦略のなさが、地獄を生む
４．インパール作戦  意味の無い作戦の無駄な正当化
５．レイテ海戦    高度の平凡性の欠如
６．沖縄       上層部との不整合が招いた結果
を詳しくレビューし何が決定され何が起きなかったを書いてある。

まず、６つの戦いを知らない私としては何があったのかが書いてある
このような内容はとてもありがたく、また組織論的に分析を行っているため
とてもわかりやすく要約されている。
また、その6つの戦いから導出される知見は、勇み足とも言える部分も
あるとは言え、とても同感を覚える内容です。

戦後すでに60年を越えようとする今でもこれらの知見に古さを
感じないのは、６つの戦いから導出された知見がとても一般性があり
本質を突こうとした著者たちの意図どおりになっているせいでは
無いかと考える。

畑村先生の失敗学を、単体の失敗と見えるほど、組織的失敗
システム的失敗に踏み込んだこの本はとても新鮮で
新しいと感じました。
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<title>機密指定解除 歴史を変えた極秘文書</title>
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<description>歴史という大きな流れの中に翻弄された人、その事象に人生をかけた人、それぞれのストーリーがタイムカプセルとなって紹介されている・・・読む側にとっては究極のノンフィクション・エンターテインメントでした。...</description>
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歴史という大きな流れの中に翻弄された人、その事象に人生をかけた人、それぞれのストーリーがタイムカプセルとなって紹介されている・・・読む側にとっては究極のノンフィクション・エンターテインメントでした。 この本をきっかけに、機密文書を出発点として、さらに歴史を探訪できる「入門書」としても楽しむことができる1冊です。
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<item rdf:about="http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/03/4562036672.html">
<title>民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる</title>
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<description>こうゆう本を読むこと自体、やれ右翼だやれ軍国主義だとか抜かすヒトモドキが出てくるのには辟易ですが、「何それ？そんなの必要ないよ（笑）」とほざく平和ボケにはもう目もあてられない。
この本で想定される他...</description>
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こうゆう本を読むこと自体、やれ右翼だやれ軍国主義だとか抜かすヒトモドキが出てくるのには辟易ですが、「何それ？そんなの必要ないよ（笑）」とほざく平和ボケにはもう目もあてられない。
この本で想定される他国の侵略、それらは既に大部分が行われ、あまつさえ征服寸前の感すらある。己の欲、地位を守るだけで、日本をよくしようと活動する政治家さんはどれほどいるだろうか。垂れ流される欺瞞情報を鵜呑みにせず、世の中の動きを考察できる国民はどれほどいるだろうか。
この本は実際の征服段階や征服された後のパルザン活動についての非常に参考になる本であるが、同時に侵略前のいかに自国を侵略から守るかという国民のありかたの教本でもある。
できるだけ多くの人に読んで貰いたい。そして考えて欲しい。
この国がいま置かれている危険な状況を。本書は一人でも多くの方、特に若い方に読んでほしい。

災害や戦争、核攻撃に備えることをリアルに肌で感じさせて
くれる一冊なのです。

戦場で軍隊同士が激突する、それだけが「戦争」の貌ではない。

本書にもあるように、軍事力の激突の前に、それはすでに始まっている。
（孫子ならずとも）無血で目的達成することが至上の勝利。
彼等はそのためなら何十年・何百年でもかけるつもりだ。

唯一の被爆国、とか言ってるなら、
核兵器に関する科学的な知識と民間防衛の普及を図りましょう。

愚かな戦争は二度と繰り返さない、とか言ってるなら、
まず法体制をきっちり整備して内を固めましょう。
チェック＆バランスで組織の暴走をさせないように。

人は城、人は石垣、人は堀。

投了するにはまだ早すぎます。





私は共産党員です。ですが、この本は、平和を保つ私達日本国民の義務、責務が私達の頭から抜け落ちていた事を思い知らされた。とくに、227ページの言葉にショックを受けた。侵略にも、色々あって、目に見えない戦争もあるのだと言うこと。私の立場にも大影響を与えた一冊であり、今の日本人には必読と思います。軍事書のように思ってましたが、災害対策、非常事態対策などにも役に立つと思います。 これは、日本と同じように平和を希求する国として、永世中立を謳っているスイス政府が国民に対して配布している本です。ともに平和を求めるということでは同じ理想を目指しているんですが、日本と違って、スイスは非常にリアリスティックにその平和というものを考えて、どこにも与しないが国を徹底的に守る兵力は持つべきだと考え強大な武力を背景に平和を守ろうとしています。このあたりは、諸国の良心に期待して、基本的には武力を頼みとしない、頼るべきものは国際世界であるとする日本とは、本当に全然方向が違う方法で平和を勝ち取ろうとしている国です。
 平和を守ると考える日本にとっては、世界のデフォルトは平和であるという世界観があり、平和を勝ち取ると考えるスイスにとっては、世界のデフォルトは弱肉強食だという世界観があるのでしょう。この感覚というか世界観の違いが両国の姿勢によく現れているのがこの本だと思います。
 著書の中で、スイス政府は平和を勝ち取るためには、一糸乱れぬ統制こそが大事であり他国に攻め入られない為のものであるとして、いざという時に国防がスムーズに出来るように全員が軍隊経験を持つべきだとするし、いざ守備をするためには家族の安全がなくては力が出せないだろうと考えシェルターの作成と維持を義務づけます。彼らにとっては、それもまた他国に国民を人質にされないための方策であり、平和への努力の一つです。
 それに引き換えると日本はどうでしょうか。諸外国の圧力や甘言、世論の雰囲気で諸外国に事実上押さえ込まれつつあります。また海外から不平等に扱われても自らの正当性を主張できない状態になっています。これはかな危険な状況です。しかし、それすら理解できていない人の方が圧倒的ではないでしょうか。勿論、今現在注目されている自給率の低さもこういうことの延長線上にあります。
 自分は軍国主義者でもなければ右翼的な考え方もありません。
 どちらかといえば、かなり平和主義者です。
 けれど、その平和を維持する為に、武器を携えることはともかくとして、平和を維持して自分や自分の家族そして子供達の世代の日本人が平和に暮らせるようにするためには、まず平和というのは何もしなくても自然にあるという世界観は変えないといけないし、日本もそろそろもっと真剣に今後の世界の中で平和を維持するためにどういうことをしていかないといけなかを考えるべきではないかなと思います。武器だけでなくても平和を守る為にできることはたくさんあるし、それを意識することがまず先決であると強くこの本を読むと思います。日本人にとってこの本の本質的価値は「戦争のもう一つの様相」という項目からである。ここには物理的攻撃に対してではなく、精神的攻撃に対しての対処の仕方が書かれている。この「戦争のもう一つの様相」という項目で書かれている事柄に現在の日本がいくつも当てはまることに危機感を感じる。「スイス」や「わが国」と書かれているものを「日本」と置き換えるとすんなり理解できるであろう。

私は日本へのスパイ活動は徐々に成功を帯びてきていると考える。一例を挙げれば、日本のある有名私立大学で国際政治学を教えている在日の某教授は韓国の新聞社に「日本の外交は誰が動かしているのか。」という名のコラムでこう寄稿したことがある（現在その記事はなぜか削除されている【日本の大衆に迫る形と言語でもって批判的なメッセージを伝えること、『日本の良心勢力』だけでなく、政財界の指導層にも食い込むため努力すること〜中略〜在日韓国人の地方参政権獲得とともに、日本社会を内側から変化させる方法も進めなければならない。】と。

最後に本書の「戦争のもう一つの様相」から一部引用しよう。
「戦争のもう一つの様相はそれが目に見えないものであり、偽装されているものだけにいっそう危険である。それは国外から来るようには見えない。カムフラージュされてこっそりと国の中に忍び込んでくるのである。そして我々のあらゆる制度、あらゆる生活様式をひっくり返そうとする。このやり方は最初は誰にも不安を起こさせないように注意深く前進してくる。その勝利は血なまぐさくは無い。そして多くの場合、暴力を用いないで目的を達する。」

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<title>新訂 孫子 (岩波文庫)</title>
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<description>兵法なのにそもそも戦争を推奨していない、そんなサワリが気になって読んでみた。・・・「論語」と並び、人生の基本書だった。。


この本を読んだといってもズルして現代語訳しか読んでないのであっという間に...</description>
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<![CDATA[
兵法なのにそもそも戦争を推奨していない、そんなサワリが気になって読んでみた。・・・「論語」と並び、人生の基本書だった。。


この本を読んだといってもズルして現代語訳しか読んでないのであっという間に読めてしまった（意外にも内容は簡潔であり、短い）が、そのひとつひとつの教えは重く、全十三篇の最後は、なんとスパイの重要性について書かれている。そしてこの篇が、兵法を通じて最も重要なのだと思う。


現代のビジネスでもいろいろな局面で通用することが多々あるなと思う（スパイの項は特に）。
ただし内容を咀嚼しておかないと応用は難しいと思う。頭に叩き込まなければ。


岩波の兵法、本としては同じく岩波の「論語」と同じスタイルを取っている。教科書的か。言わずと知れた『孫子』。
兵法の本だが、軍事のみならずビジネスや人生訓としても読める本である。

ちまたで聞くフレーズも案外この本が出典だったりする。
「敵を知り己を知らば百戦危うからず」や「風林火山」は有名だろう。
ただ、両方とも表現は少し違う。
特に風林火山は、実は「風林火陰山雷」だというのは面白い。
（知り難きこと陰の如く、と、動くこと雷の震うが如く）

私が一番気になったのは、
「包囲した敵軍には必ず逃げ口をあけておき、進退きわまった敵をあまり追いつめてはいけない」（ｐ１０３）
だ。
これは普段の生活でも重要な気がした。『孫子』は古今東西あらゆる人が述べているように最高の兵書である。

戦争はやらなければそれに越したことはないが、なぜやらないほうがいいのか、ということについて最も現実的に回答し、やらねばならないならどういう手段を用いるべきかについて述べている。

しかし孫子がかかれてから既に3000年経つというのに、戦争を鼓舞するものが相変わらずおり、愛国心やら信仰心やら民族主義やらに訴えかけ、同じ過ちを延々と繰り返している。
『戦争に拙速はあっても、恒久はない』『彼を知り、己を知らば百戦危うからず』『上計は心をうち、下計は城を攻める』…。
挙げていったらきりがないが、第二次世界大戦で日本が負けた理由も、イラク戦争で泥沼化しているアメリカの状況もすべてはここに答えがある。

この本には余計な解説書は必要ない。ただ虚心に向かい合うのみである。日本人の思想を形作った一つ、古代支那国家から学ぶべきことは多い（現在の中華人民共和国とは別、かつて同地域に存在した異民族・異文化も含む歴代国家で歴史的には断絶があります。「中国4000年の歴史」なんていうのは国威発揚のための、彼らの本気の冗談）。春秋左氏伝も良書。孔孟（修己治人の儒教）と老荘（自然思想）、中でも金谷氏の論語、老子は社会人の処世術的にも参考になり入門書としても読み易い。評論家渡部氏は自書国民の教育で論語などでなく「孫子」と「春秋」をすすめていました。中国古典を代表する名著。あるいは、世界最古(?)の成功哲学と言えるかもしれない。この本を読んで、まず思ったのは、《今も昔も、人生は悪戦苦闘の連続だ。》ということです。今の時代には、今の苦労があるし、昔の時代には、昔の苦労があります。この本を読んでも、孫子の苦労のほどが伝わってきます。正直言って、《正攻法》とは反対の、《反則》の塊まりのような本ですが、だからこそ参考になります。良くも悪くも、大人の本です。
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<item rdf:about="http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/05/4837900186.html">
<title>孫子の兵法―ライバルに勝つ知恵と戦略 (知的生きかた文庫)</title>
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<description>期待して読んだけどいまいち。
なんだか中国礼賛的な香りが
プンプンする文章に嫌悪感を覚える。
確かに昔の中国は好きだが
一言余計な記述が多い。
もっと原文に近いものを
手にとって見たいと思った。
今...</description>
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<![CDATA[
期待して読んだけどいまいち。
なんだか中国礼賛的な香りが
プンプンする文章に嫌悪感を覚える。
確かに昔の中国は好きだが
一言余計な記述が多い。
もっと原文に近いものを
手にとって見たいと思った。
今の中国が完全に
真逆に行ってるのが面白い。
孫子の兵法の教えはひとつひとつが奥深いが、量が多いわけではない。この本は、文庫にまとめ、低価格で、適度の解説をつけて、かさばらないし、良心的な孫子の兵法の本である。

しかし、孫子の兵法は深い。何度読んでもハッとするところがある。企業戦略にも通じるのはもちろんだし、戦争というテーマを通して、人や集団というものに共通する普遍性にも気づく。少なくともサラリーマンであれば一度は読んでおいて損はないだろう。

本書は、凝縮された表現の孫子の兵法にやさしく噛み砕いた解説を適時はさみながら書いてあり、難しくない。読むのに時間もかからない。お手軽に買える文庫本なのに内容はお手軽ではない。まだ孫子の兵法を読んだことがない方にはおススメである。 科学技術や文明の進化と共に、戦術は刻々と移り変わる。だが、戦略のエッセンスはそう簡単に変わらないと思います。だからこそ、孫子が今でも輝きを放っているのだと。 戦術の記述については、守屋氏が記述のとおり、現代にはそっくり当てはまらない所が結構あります。 日当たりの良い場所に布陣せよ、とか。だけど、それって深読みすると、福利厚生を充実させて社員の稼働率を高水準に保つ、という「ストレス過多」社会の最重要課題の一つを暗に提示してたりもする。 純粋な戦略部分だけでなく、戦術部分も噛み砕いてみると、本当に味のある本です。 読みやすく、最後まですらすらと通せます。 ?訳文(例：戦争は国家の〜) ?漢文(例：孫子曰ク、兵ハ国ノ〜) ?解説。例題(戦において過去にあったことなど)を交えて。の順で書かれています。これを読んで歴史小説などを読むと、小説が更に面くなりますね。またその逆も。ああ、なるほどな。と思うことが多々あります。 重宝しているので、星は五つ。 孫子の兵法がわかりやすく書かれています。また、漢文の書き下し文も載っており、原典の雰囲気も伝わります。戦い方、勝負の仕方が、書かれ、人生哲学にもなっています。兵法を知っているのと知っていないのでは、大違いだと思いました。なるべく早く読む本だと思いました。特にリーダーになる人、目指している人は読むべき本です。
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<title>大空のサムライ〈上〉死闘の果てにいなし (講談社プラスアルファ文庫)</title>
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<description> この本は戦記というジャンルを飛び越えてもまさに「名作」だと思う。ただ単に戦闘機の性能や空戦の体験だけではなく、戦友との悪ふざけやら思い出、そして坂井氏自身の精神などもこと細やかに書かれているのでよ...</description>
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 この本は戦記というジャンルを飛び越えてもまさに「名作」だと思う。ただ単に戦闘機の性能や空戦の体験だけではなく、戦友との悪ふざけやら思い出、そして坂井氏自身の精神などもこと細やかに書かれているのでより臨場感があふれている。戦記はちょっと・・・という人にも是非読んでもらいたい。戦争の大局での勝敗に関係なくひとりひとりの兵士がいかに命がけで戦ったかがよくわかるはずだ。
ご存知かもしれないが、これは世界各地で出版されているそうだ。戦後連合国だった国の人はこの本を読んで、日本人は非情だという戦時中のイメージが無くなったとか。坂井三郎氏、サムライ。この偉大な軍人の書いた本に救われました。

たまたま、仕事で行き詰まり精神的にかなり辛いときに手にしました。
戦時中とは違い、会社での命のやりとりではない場面ですが、
現代には現代の、その人にはその人なりの悩みや葛藤があると思います。

そんなときに読んだので、１１５ページの文章に目が吸い込まれました。

「まず事故（ピンチ）に直面したとき、第一になにをなすべきか。
 それは何をさておいても、落ち着くことである。＜しまった、しまった＞と、
 過去を恨み、自分の不運を嘆き、心を乱す考えを起こすことは、
 この時点においては、マイナス以外のなにものでもない。
 まず落ち着いて処置方法を考え、もっとも良いと思った方法を、
 迷わず断行することである。」

これは、坂井三郎氏（サムライ）が念願の単独飛行につく際に
教官にピンチに見舞われた際の心構えとして教え込まれたことです。

サムライは、深呼吸を3回することで、気を落ち着けたそうです。
生理学的にみても、深呼吸は硬直した筋肉、収縮した血管に有効。

私も本当にタイムリーにこの本を読んでいて良かったと思いました。
サムライの置かれた境遇とは比べようもありませんが、
この本に勇気づけられ、自分なりに苦しいと思うことにも立ち向かう
勇気をいただきました。



 勝ち戦で生き残る事は簡単だ。でも坂井三郎は負け戦で生き残った。しかも撃墜王として。撃墜王になるには常に最前線にいなければできない技だ。中国大陸、台湾、ラバウル・ラエ、硫黄島。ガダルカナルでは遂に負傷してしまう。一旦は戦地を離れるも右目の視力だけで硫黄島へ。ここでは１５機の敵機に囲まれながら生き抜いた。強運の持ち主。
 そして戦後、多くの本を出筆する。どれも戦史としてだけではなく戦いや隊員、そして自分への描写が優れていること。これを読むと戦争だけではなく、私には普段こうして生き抜く事の教科書にもなった。
 「坂井三郎中尉、海軍航空隊を退隊されます。総員見送りの位置につけ。帽振れ、帽振れ。」太平洋戦争中のゼロ戦撃王による従軍記。それも新兵時代から網羅されており、我が国の航空兵力事情の記録としても貴重だろう。ところどころで、敵兵の亡骸を葬るなどの逸話が出てくるが、やはり歴戦の勇士といえども、一人の人間であることには変わりないのだと言うことも確認できたのは、予想外の収穫だった。坂井さんの文章は、小学校の話だとそれらしい文体に、二十歳くらいだとまたそれらしい文体に、現在だと俯瞰したような文体にと、実年齢によって文章の感覚に違いが凄くあって自伝的な話なのに当時の少年が作文をかいているような瑞々しさがある。
戦闘機乗りになるまでに散々遠回りをした話をさらっと書いているが「努力」とはこういうことを言うのだなぁと痛感させられる。あとがきにも常に自分を律していることが一番楽なことだと書かれていて、私もそうなりたいなぁと憧れを持って読みきりました。
本書の中での凄みは「死の受け入れ方」について触れられていることです。戦闘機乗りになったからには空で死ぬのが当たり前だという姿勢が全編に貫かれていて、戦士した友を涙を流して弔いながらそれがごく自然なことだと感受できるその戦争心理は、訓練で辿り着ける人間の境地を感じます。
トップガンの映像が文章から凄い迫力で幾重にも展開されていく強烈な本です。
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<item rdf:about="http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/07/4062565145.html">
<title>大空のサムライ〈下〉還らざる零戦隊 (講談社プラスアルファ文庫)</title>
<link>http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/07/4062565145.html</link>
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<description>３９２ページ
あとがきに代えて、を読み丁度悩んでいた今の私を勇気づけてくれました。

「戦いの常として、こちらが辛い場合には向こうも辛い。
 辛い、辛いと思っているときには戦闘は互角である。
 むし...</description>
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<![CDATA[
３９２ページ
あとがきに代えて、を読み丁度悩んでいた今の私を勇気づけてくれました。

「戦いの常として、こちらが辛い場合には向こうも辛い。
 辛い、辛いと思っているときには戦闘は互角である。
 むしろこちらが勝っている場合が多い。その辛い最後の一瞬を、
 必ず勝てるという信念で頑張り抜いた人が、空中戦においても敵に勝つ人
 であって、その苦しい最後のときにヘタばった人が、必ず落とされる運命にある。」


これは、サムライが空戦に学んだ自己制御として、
巴戦で敵戦闘機と一騎打ちをする際に、最後に頼れるのは
自分自身のみであることを振り返っているくだりです。

もはや精神論以外の何物でもなく、今時・・なのかもしれませんが、
私はそうは思いませんでした。これは自分を信じること、頑張り抜くこと、
その先に道が開けることの真理だと思います。

辛いときこそ、冷静になるべきだとは、いろいろな悩みを抱える現代の社会人
にも、きっと勇気や救いの一言となると思います。

戦争を美化することでもなく、むしろその虚しさをサムライは伝えています。
戦記というよりは、もっと深い心構えを教えてくれる本です。
 常に戦争をしてる日々が続くとこうなってしまう。この本を読むと朝はいた奴が夜はいない。一体こんなことが日常茶飯事になったら今の我々はどうやって向かい合って生きていけば良いのだろう。しかし今となっては遠い昔、こうやって戦い続けた日本人がいた。ごく１部の誤った指導者のお陰で。終戦を知った坂井が「死んだ仲間が一番可哀想だ。」。
 今、彼は笹井中尉の元に仲間達の元に還った。「虎は千里を行って千里を還る。」 戦争反対です。
ゼロ戦のテクニックはすばらしいものがあったそうです。
男も女も戦地にゆくのにどれだけの犠牲をしいて行ったのか?
一人ひとりの物語としては美化しすぎではないかとおもいます。
 戦地へおもむくという事が男のロマンやスキルでかたってはならないと
おもいます。どれだけの死を認めれば戦いは終わるのでしょうか。
わたしは戦争という特殊な世界ではなく、人として本当は戦いたく
なかったのだと信じたいです。
 亡くなられた人達のご冥福を祈りつつ、読み手もカッコイイと
思わず、記録として身構えて読むほうがただしいのでは、、、





 戦術論（机上の空論ではなく）ではなく､いちパイロットとして、一対一の戦闘における飛行機乗りの極限状態など、生身の人間がいかに戦ったのかが克明に記されてある｡ 
 世界の名パイロット達も認める坂井さんの本。幾つもの死線を潜ってきた者にしか分からない事がある｡これは普通の人では決して書けない内容だ｡どんな差し迫った事態でも､そこを潜り抜けてきた人たちの告白は実に鮮明で説得力がある。
世界中で英語などに翻訳されて出版されている大空のサムライシリーズの下巻です、やはり実際に零戦に搭乗した坂井三郎の戦記は一味違います、読んでるうちに勝に想像してしまうのですよ。「なるほど、こっちからグラマンがきてこう攻めたのか。」などと勝手に想像しつつ読んでいるわけですが、いつの間にか理想の人になってしまいました。将来自分もこんな風に立派な人になりたい！と思わせる力があるのでしょう。とくに片目を失いつつも戦列に復帰して１５機vs１機での壮絶な戦いの所には興奮してしまいました,,,,特攻出撃に坂井が行くときもやはり極限状態に追い込まれた人間の状況が生々しく書かれています。あまりに素晴らしいので友達に大空のサムライシリーズを全部薦めています、最後は衝撃的な終わり方で物足りない気もしますが、自分はこのシリーズほど衝撃を受けた本はありません。しかもただの戦記ではなくかなり今の生活に人生に役に立つ本だと思います、ちょうど自分ぐらいの年から海軍に入ったのかと思うと、この差をどう考えてよいのかわからなくなります。
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<title>私は貝になりたい―あるBC級戦犯の叫び</title>
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<description>2007年夏に日本テレビで放送された著者の伝記ドラマを見て、その原作である
この本を読んだ。

ドラマは著者の戦中従軍時の出来事から終戦直後の逃亡、結婚、巣鴨プリゾンで
の生活、そして妹である加藤不...</description>
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2007年夏に日本テレビで放送された著者の伝記ドラマを見て、その原作である
この本を読んだ。

ドラマは著者の戦中従軍時の出来事から終戦直後の逃亡、結婚、巣鴨プリゾンで
の生活、そして妹である加藤不二子らによる嘆願運動で釈放されるまでを時系列
で描いて分かり易かったが、この本は著者が巣鴨プリズンに抑留中に書いた手記
など複数が集められ、ドラマとは全くの別物と思った方が良い。

敗戦、広島・長崎への原爆投下を経験し、「二度と戦争は繰り返さない」と
平和への道を進んできたはずなのに、教科書問題、9条改憲、海外派遣と
戦争への道を進んでいるのではないかと危惧している。

この本には、ドラマでは語られることのなかった、A級戦犯とBC級戦犯の問題、
再軍備の問題など、BC級戦犯とされた著者の戦争に対する考えが濃厚に
書かれており、戦争への道を再び進んでいると思える今の日本人に是非とも
読んで欲しい本である。

「私は貝になりたい」という言葉の意味。そして、昭和３０年代には、この作品をもとにしたテレビ・ドラマ（主演フランキー堺）が制作されていたということくらいしか知らなかったので、驚きの連続だった。

まず、そもそも原題が「狂える戦犯死刑囚」だったということ。そして、著者は「全部がフィクションととってもらっては困る」とはじめに記しているものの、一応は手記の形式をとるフィクションの体裁をとっていること（当然自身の経験をもとにしたものだが）。初稿では「貝になりたい」ではなく「カキになりたい」だったこと。更にはテレビドラマの著作権を巡り、著者を原告とする訴訟が提起されたいたことなどである。

著作権紛争の経過資料として主に訴訟資料が掲載されているのだが、それを読むと、悪く言えば偏執的な性情も見え隠れしているのだが、それ以上に著者のこの作品に対する並々ならぬ想いが伝わってくる。

この本は約２６０ページなのだが、「狂える戦犯死刑囚」という作品自体は２０ページ足らずの短さである。ほかは、著者の家族宛手紙や戦争に関する論文、そして前述の訴訟関係資料が大部分を占めている。だから、全体的なまとまりには欠ける。著者の左寄りの思想に共鳴できない部分もある。

しかし、戦争犯罪人として一方的に連合国（＝アメリカ）に死刑を宣告され、生還した著者の記す言葉、綴る文章はあまりにも重たい。

戦争に負けて戦勝国によって裁かれるということはどういうことか、そして、Ｂ．Ｃ級戦犯とは一体何なのか。この本によって考えさせられることは多い。
 戦争を知らない世界でうまれました。
生まれてくる魂死んで逝く魂
どこがちがうのでしょうか?
 これからの人達は戦争を知らない人のほうが圧倒的に多い。
加藤さんのような作品がベストにはいるということは、うれしいというと
御幣がありますが、大切かとおもいます。
bc級戦犯とはどのような人なのかがよくわかります。
 昔映像化されたものを見たようなきがしますが。
とにかくこの作品を戦犯とは戦争とはとつぎつぎにつきさしてゆく
言葉を主人公は貝になりたいと言わしめた、愚かで正直で人間的
標準てき人が刑にしょされるというのは、何回も考えを私達読者に

戦争反対と大きな行動をしなくても、こころに刻みこませることができたの
ではないでしようか。

 一読推薦いたします。ぜひ読んでください。
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<title>新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論</title>
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<description>これほど衝撃を受けた著書は今までありませんこの著者はどんな人生を送って来たんだろう天才とも片付けられない鬼才ぶりこの方の著書を読むと今ある様々な著書がゴミ同然に思えて来ますサヨク本なんて論外ですね廃...</description>
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これほど衝撃を受けた著書は今までありませんこの著者はどんな人生を送って来たんだろう天才とも片付けられない鬼才ぶりこの方の著書を読むと今ある様々な著書がゴミ同然に思えて来ますサヨク本なんて論外ですね廃棄物です(笑)この本を読んでその後多くのゴミ廃棄物を全て処分した人は多いと思います(笑)強烈な方ですねこの人は日本アジアそして世界に嵐を吹かした世界一の漫画家の一人でしょう日本人なら日本を愛す人なら必読です絶対後悔はしませんよ!私にとっては聖書の様な著書です救われた人がどれほどいるだろう・・・ちなみに私もその一人(笑)筆に魂が入っている。私はマンガを読まないが小林よしのりだけは別だ。

とにかくネームの多いこと多いこと・・・。
ページ数も多いので、読むのに一日がかりだった。
でも一日費やすくらいの価値はあると思う。

読んでいて気になった点を二三あげるとすれば、
「南京大虐殺はなかった」と小林氏が主張している点だが、
南京市民に対しての虐殺は、あるいは氏の主張の通り、
中国側の誇張、捏造という可能性は本書を読む限り捨てきれない。
ただ捕虜となっていた数万の中国兵（南京市民ではないと思う）については、
どういうわけだか本書では一切触れられていない。
折からの食糧事情の悪化により、捕虜に与える食料のなかった日本軍は
「最終解決手段」として彼らを揚子江河岸で「虐殺」した。

捕虜に対する虐待はジュネーブ条約に立派に
違反するもので、完全な戦争犯罪である。
この一点だけは小林氏もさがに擁護できないのではないだろうか？
この「虐殺」に加担した日本兵の手記は少数ながら今現在も、
遺族の元などに残っている（まさかこの手記を書いた日本兵が撫順
戦犯管理所の出身者ではないと思うが・・・？）。

それともう一点。
あの悪名高い石井四郎の７３１部隊の存在だ。
石井をリーダーとする同部隊は中国人の
捕虜を様々な生体実験に使い、虐待（という範囲すらはるかに逸脱しているが）
及び殺害している。
部隊員たちが中国人捕虜を「マルタ」と呼び、人間扱いしていなかったと
私は森村誠一の「悪魔の飽食」で読んだが、
これもやはり中国側あるいはアメリカ側の捏造なのだろうか？
確かに森村氏は日本共産党員であり、
中共のプロパガンダの手先に氏がなって
いた可能性はあり得なくもないが・・・。

小林氏の「戦争論」は３冊全て読んだが、
７３１部隊に関する発言はどこにも載っていなかった。
この二つの点、氏はどのように考えているのだろうか？

気になるところである。


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<title>戦争は女の顔をしていない</title>
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<description>スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチが最初に書き、検閲、改稿を重ねた「ソヴィエト女性軍人の戦争体験集」

短い物では２行ほどの物から、長い物では数ページに渡るインタビューをまとめた物。
対象は多岐に渡...</description>
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<![CDATA[
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチが最初に書き、検閲、改稿を重ねた「ソヴィエト女性軍人の戦争体験集」

短い物では２行ほどの物から、長い物では数ページに渡るインタビューをまとめた物。
対象は多岐に渡り、将校、下士官、兵、パルチザン、軍属。
職種は歩兵、砲兵、高射砲兵、戦車兵、航空搭乗員、狙撃兵、整備兵、通信兵、軍医、看護婦、工兵など。

本書の特徴として戦争の推移についてほとんど書かれていないと言うことが挙げられる。
例え書かれていても「ベルリンに入った」とか「ヴォロネジでくい止めた」とかわずかな物だけ。
それでも本書の価値が落ちることは全くない。

ここに書かれているのは個人の物語。 感情と記憶の物語。
だがジグソーパズルのピースが集まって模様が浮かび上がってくるように、読み進めると見えてくる物がある。
また個人の物語故にいくつも自分の胸に深く響く物がある。
国家として歴史に記された部分と個人として持っていた部分の差違を見ることができる。

自分の例でを言えば、
戦争中は男として扱われ、月経が止まり、「もう女に戻れないかと思った」という事を話した独身女性。 男性下着しか支給されず、死ぬよりもその後その下着を見られるのが嫌だったと言う人の話がどうにも重く残った。

右翼とか左翼とか、歴史が好きとか嫌いとか、そういった物にかかわらずぜひ読んで欲しい本。
従軍女性たちが戦地で、何を見、何を感じていたか。本書では、若すぎた彼女たちがまだ戦というものをうまく実感できずに、今までの幸せだった日常をつい持ち込んでしまう、という場面に何度も出会う。
名狙撃兵のサーシャは、赤いマフラーがお気に入りだった。雪の上でマフラーは目立ちすぎ、敵の狙撃兵との一騎打ちで殺されてしまう。また地下活動家のマリアは、降下部隊の襲撃にあった時、ハイヒールを手に持って裸足で逃げた。とてもきれいなハイヒールだったから、惜しかったと語る。通信兵のニーナは初めての戦いの時、近くで何が起こっているのか見たくて装甲壁から頭を出していて、将校から突き飛ばされる。「殺されるぞ」と言われて、私を殺す？まだ来たばかりなのに！と思ったいう。
暴力に関わりなく生きてきた人間が、突然巨大な暴力のただ中に投げ込まれてしまったときの、とまどいや驚きやおびえが、自分の言葉で綴られ、なによりも説得力を持つ。是非、多くの方に読んで頂きたい一冊。
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<title>ゴーマニズム宣言SPECIAL パール真論</title>
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<description>呉智英は「ゴー宣は漫画じゃない」と謂い、小林よしのりは「既存の漫画とは違う枠組みなんだ」と反論する。この争い自体は不毛では無い。つまり、呉は「漫画表現としての面白さが無い」と謂いたいのではないだろう...</description>
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呉智英は「ゴー宣は漫画じゃない」と謂い、小林よしのりは「既存の漫画とは違う枠組みなんだ」と反論する。この争い自体は不毛では無い。つまり、呉は「漫画表現としての面白さが無い」と謂いたいのではないだろうか。

僕はなるべく、ゴー宣シリーズを「漫画表現として」読むように心がけてきた。ゴー宣には、漫画としての決定的なジレンマを抱えている。それは何か？

それは、思想の論理としての正しさと、漫画表現としての面白さの鬩ぎ合いだ。論理としての整合性を求め過ぎると、漫画として面白くなくなってしまう。かと謂って、漫画表現の面白さを追求すれば、根拠の無い印象批判となってしまう。だからこそ初期のゴー宣は、ギャグで描くような作品が多かったのではないか。思想としての責任を取るか、娯楽としての責任を取るか、この作品を描く事は常にそれとの戦いである。

このバランスを取り続けるのは、もう不可能なのではないかと思う。初期のように、ギャグ漫画としての本分に帰るか、若しくは印象批判を続けるしかなくなってしまうのではないか。純粋に論理としての面白さを突き詰めるならば、文章に敵うものは無い。漫画表現論が盛り上がっている今、この均衡、このバランス、このジレンマにどう決着をつけるか、小林よしのりとその熱狂的愛読者は、岐路に立たされている。いや、数年前から立っているが、明晰に気付いている人がどれだけ居るか･･･。

逆に謂えば、その矛盾をかかえた作品構造自体が、あの飽きっぽい小林よしのりが連載を続ける原動力の一つになっているのかも知れない。例えばフィクションの少年漫画であったとしても、この思想と娯楽の鬩ぎ合いは多少なりとも存在する。あるでしょ？バトル漫画でいきなりとってつけたような説教をするパターンが。すると、小林よしのりが手法に自覚的な作家である以上、ゴー宣の連載は続く。それが彼の全てになる事自体が、作家としての全てに成り得るからである。

本作品の思想としての意味も頷けるものはあるが、まずこれは漫画であるという事だ。多少なりとも、漫画表現という視点からの意見が無いと、ずっとアンチとファンとの抗争は続くとしか思えない。最近の人はまともに史料は愚か、文章を読むことが出来てないようですね。
批判の矛先となっている中島の本「パール判事」は特に、杜撰極まりないものである。
東京裁判の最大の争点は「共同謀議の有無」である。
おっぱっぴーみたくあしらわれている毛むくじゃらの左運動家と中島が「そんなの関係ねえ！」と叫んでいるところが、一番重要な箇所です。
毎回毎回同じことの繰り返しのような気がして、もう飽きました…。

前は好きだったのですが、いろいろと勉強してみるとなんか最近この人の言ってることも違うような気がしてきました。 
もうたぶん読むことはないでしょう。「なぜパール？」
と思っている人も、もしかしたらいるかもしれません。
わたしも買ってから、しばらく本棚に置きっぱなしだったのですが、
読んで、本当によかったと思いました。
資料は、このように読み解くという手本を鮮やかに見せてくれます。
パールの真意は、日本人ならば、必ず正しく後世に伝えていかなければならない。
強く思いました。

それにしても腹立たしいのは、パールを歪曲しようとする多くの学者たちです。
わたしたち一般人は、難解なパル判決書を気軽に読むことができません。
学者が「こうだ」と言えば、そうなんだと思ってしまう。
意図的に大衆を騙そうとしているのならば、罪が深いです。
日本の学者たちが、いかに信用できないか（能力がないか？）よくわかります。ゴー宣と言えば、知識人の空虚な意見をこき下ろす事と
珍妙な似顔絵。久しくおとなしかった要素が炸裂。
「バカデミズム」と名付けられた学者の強烈な似顔絵を
発言と合わせる手法は、やはり笑ってしまう。

そして相当な勉強を重ね、真実に忠実であろうとしている。
ここまで一人で戦い抜くその度胸に、まず感服する。

結局の所、ゴー宣は初期から「反知識人」だった。
詩のような無意味な主張を繰り広げ、何の意味があるのか。
そうした旧来の「知識人」は、最早力を持たない。

小林は今でも、自身は「知識人ではない」と
思っているのだろうし、信頼できる知識人に
出て欲しい、自分のような漫画家がやらずとも
良い状況を願っているのだろう。

それは小林ファンでない人も含め、多くの人が
潜在的に望む事だと思う。

無意味な上に、冷静を装った、
本質的を装いながら本質から遠く離れた
「プロパガンダ」は、もういらない。

「政治的プロパガンダ」を行っているのは、
やはり中島のような類の人間だろう。
彼らこそが、実は戦後日本の「体制派」なのだ。

最後に、パール判決書のこの箇所は、
小林のやって来た事の説明に良いのではないかと思う。

「もしその人が自己の意見について
 輿論の支持をうるに成功したとすれば、
 それに成功したのはかれの功績である。
 この目的のために、なんらかの不正手段が
 とられたというような主張は全然ない。（中略）

 かりに同博士（大川周明）の意見はきわめて容易に
 大衆に受けいれられるものだったとすれば、
 それは、その他の要因が日本国民の生活に
 働きかけていたために、
 すでに博士の意見を受けいれる素地ができていたからに
 ほかならなかった。」(共同研究パル判決書下 469-470)
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<item rdf:about="http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/12/4047041572.html">
<title>日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21) (角川oneテーマ21)</title>
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<dc:date>2008-12-04T23:44:05+09:00</dc:date>
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<description>著者の思い入れの強さに、
圧倒されるとともに、
閉口している。
たとえば、「バシー海峡」について
なにやらポイントの一つのようなので、
周辺を頑張って読んだのだが、
いろいろな枝葉に飛んでおり、
肝...</description>
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<![CDATA[
著者の思い入れの強さに、
圧倒されるとともに、
閉口している。
たとえば、「バシー海峡」について
なにやらポイントの一つのようなので、
周辺を頑張って読んだのだが、
いろいろな枝葉に飛んでおり、
肝心の中心的アイデアがわかりづらかった。
著者に相当感情移入しないと、
「面白い」までいかないような気がする。小松真一氏の「虜人日記」がなければ本書は書かれなかったと感じる。
だが、本書は「虜人日記」を補って解説されたというよりは、二人の意志が結集して
さらに良い作品となった感がある。
客観的に敗因を分析した本書は、多くの戦争反省本や体験本とは一線を画する。
本書を出発点に、より深く分析を進め、よくも悪くもあるこの日本人性を
どうやって次に生かすことができるのか？
非常に考えさせられる良書である。終戦の約３０年後に発表され、それから約３０年後に新書となった名著。陸軍にガソリン代わりのブタール生産のための技術者として徴用されてフィリピンに渡り、そこで終戦を迎えた小松真一氏が戦場及び収容所での見聞を必死で記録して日本に持ち帰った、現地性・同時性・そして戦後の権威に迎合していない点で稀有の記録である虜人日記から多くを引用し、著者の体験も重ねつつ、戦争の敗因とそこから探る日本人論を展開する、全日本人必読の書だ。明確な意図も方法論も、従ってそれを実行する組織もなく、出たとこ勝負を繰り返すだけ。バシー海峡の危険性が判りつつ員数合わせのための兵員輸送が止まらなかったのがその典型。兵器の近代化や未熟な兵でも操れる技術を開発することもなく、古色蒼然とした武器しか与えない。そのくせ、ほとんどの上官に教養のかけらもなく、威張り散らし、弱い者いじめが横行する。食料も満足に準備できず、最後には戦友同士が殺しあってその肉を食べる。戦死者の多くは輸送船とともに沈んだ人と餓死者であった。妄動に突き動かされ、本心を語ろうとするものがあれば非国民扱いし、マスコミも虚偽の報道（南京での百人斬り等、軍の蛮行とされるものでもあり得ないものは虚報と断じる著者には信頼がおける）を平気で行う点では銃後の国民も同じであった。

結局、井沢元彦氏が言うように、日本は言霊または祝詞が支配する国だ。「数があるぞ」という言葉を権威づけ、反論を封ずればそれで足りる、というのはその極限である。精神力優位の盲信は西南戦争の西郷軍に既に見られ、西郷軍敗因の反省と言うか分析がないまま、西郷軍的発想が軍部の主流になったとの指摘も鋭い。戦後６０年以上が経過して、我々はれほど言霊・祝詞支配を脱却して自由に話し合えるようになっただろうか。また芸至上主義の弊をどれほど克服できただろうか。本書の問いかけは重い。 本書が取り上げる小松真一氏の虜人日記も、それに加える
著者山本七平の筆致も無駄がなく、意味なき抑制もなく想い
を直裁に語る硬質な叙述が、日本軍が陥った組織的、構造的
な陥穽、欠陥を見事に描き出している。

 バシー海峡の海に機械的に沈められていった名もなき人々
の鎮魂は、日本が抱える根源的な課題を日本人自身が深く認
識することによってしか為しえない。長く手元に留め繰り返
し読んで考える材料にしたい書である。軍属としてフィリピ戦線に巻き込まれた小松真一氏の経験（「捕人日記」）を、期せずして同じフィリピン戦線で辛酸を甞めた山本七平氏がご自身の経験も踏まえつつ解説・取り纏めた力作。現地性、同時性という資料の信憑性の要件を踏まえ、しかも淡々とした客観的な視点で日本軍という巨大組織の組織性が、「補給線寸断」→「飢え」といった要因だけそので倫理性が脆くもあっけなく崩壊し、個々の兵士、軍属が平時では考えられないような猟奇性、生き残るための自己中心性をむき出しにした戦闘動物に変身していく描写は、私のような安穏とした生活しか経験しかない多くの現代日本人にとって、「壮絶」といった感想しか出てこないように思う。
敗因として小松氏が上げている要因について、例えばバシー海峡での消耗について今の日本人は旧陸軍を笑う資格があるのか。仮に同じような状態に個人がおかれた場合、私も含め普段当然のこととして考えている倫理感を維持することができるのか、弱った戦友を殺してその肉を食らうようなことがないという保障がどこにあるのか、色々と考えさせるものが深いものがあった。安全保障、戦闘における補給の重要性等、今後国家レベルで考えるべき部分を提示してくれる貴重な記録であると共に、山本氏が別著「ある異常体験者の偏見」で述べているように、人間というのは慢性的な食物中毒者であるが故、それが一旦断たれると倫理・正義のあっけないほどの脆さを持つことを、そのような状態に未経験な私を含めた日本人に対し、完全な理解とまでは難しいがその一端を想像させてくれるように思う。
果たして、今の日本人に当時の日本軍の極限状態での数々の残虐行為の表面部分のみを、正義面をして「悪」として処断する資格があるのであろうか。またそのような総括を「率直な反省」として片付けることに何らかの将来への意味があるのだろうか。
人間とは常にそのような危険性を孕んだ宿命的存在と認識した上で、同じような事態を回避するための具体的処方箋を考察することが、新の意味で「過去から学ぶ」ということなのではないだろうか。
そして、食糧・エネルギー自給率が極めて低い我が国にとって、たとえ外国に軍事的侵略を行わなくても、シーレーンが寸断されれば、同じような事態が国内でも容易に再現されうる黙示録とも思える。司馬遼太郎が「平和念仏主義」と揶揄し、食糧・エネルギー安全保障論に疎い現在の日本人への警鐘と重なる部分を感じるとともに、我が国が生き残るために適正な防衛力維持と多方向外交への真剣な考察とのバランスに立った、政策立案→実行の必要性を提起する名著であると思う。
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<item rdf:about="http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/13/4775304321.html">
<title>図解 ハンドウェポン (F‐Files No.003) (F‐Files)</title>
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<dc:date>2008-12-04T23:44:05+09:00</dc:date>
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<description>ちょっとした雑学として知っておきたい。創作活動で必要になるだろうから。そんな方にはお勧めの一冊かと思います。あまり分厚くもなければ簡単でイラスト付きなのでさくさく読めていいかと。意外と知ってるようで...</description>
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ちょっとした雑学として知っておきたい。創作活動で必要になるだろうから。そんな方にはお勧めの一冊かと思います。あまり分厚くもなければ簡単でイラスト付きなのでさくさく読めていいかと。意外と知ってるようで知らなかったり、誤って覚えていたりする知識などがあり再確認するには丁度良いです。ガンマニアでない私には、十分専門的で、楽しく読めました。
「○○口径の意味が分からない」とか「アサルトライフルと短機関銃の違いが分からない」とか、そういう次元の謎がたくさん解けました。銃器に全く興味のない私でしたが、この本を読んでからは映画を見て、いろんな設定についてもっと深く分かるようになりました。
あまり類書を知りませんが、非常に読みやすく書かれているので、マニアじゃない人にとってはうってつけの入門書だと思います。とりあえず、楽しむ分にはいいと思う。
携帯武器に関する基本的知識が無いならこれでとりあえずはいいだろう。
多少知識があるならもっと内容のあるものをオススメする。バイオハザードやメタルギアソリッドなどのゲームにはまったことがきっかけで銃器類に興味を持った。そこで、購入したのがこの本である。
『基礎知識』、『拳銃』、『ライフル』、『機関銃』、『ショットガンその他』と明確に章立てした構成で成り立っている。タイトル通り、一貫して見開きの左ページをテキストとして、右ページを図解で示して解説している。図解を取り入れて文章を読めば、内容がすんなり頭に入る。そういった意味で言えば、この本は初めて火器について足を踏み入れる物にとってとっつきやすい仕上がりとなっている。第1章の基礎知識を読んでいるだけでも、思わずなるほどとうなずいている自分がいるほどだ。
文中の「ライフルの有効射程はどのくらいか？」というひとつをとってみても、実に論理的に解説が成されているから読み応えがある。
銃とは無縁な国にいながら、そのような書物で知識を得ても意味がないだろう。という意見もあろう。だが、それは些か偏見である。恐らくこの本を読む者達は実際に銃器で人を撃ってみたいとかということとは次元が違うところで、敢えて知識がほしいのだ。それは、歴史の深淵を学びたいということと同様、世界に実際に使用されている人を殺傷することを目的にした火器という歴史に興味を持つことと等しい。火器が理解できると、戦争や犯罪の具体性の一部分が垣間見えても来る。また、銃器類の資料が必要な場合にも現代武器として多いに役立つだろう。
この本を読み終えたとき、銃器等に関するおおよその基礎知識は持つことができる。
すると、映画や実際に起こった犯罪、戦争時に使用される火器に目がいくことだろう。
初歩的な事を色々と知る事ができます。特殊部隊がサブマシンガンを使う理由とか成程と思わされます。あと映画でよくある車のドアを盾にした撃ち合いやサイレンサーを装着した場合の消音効果の現実を知る事ができます。夢を壊すような内容ではなくへぇボタンを押したくなるような感じなので気長に読むといいかと思います
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<item rdf:about="http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/14/4480088598.html">
<title>戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)</title>
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<description> 戦争現場において銃から発射される弾丸の多くは相手を殺していなかった。兵士達は仲間に軽蔑されたくないから、必死に戦う格好をして発砲を続けるものの、実際に敵兵を狙い撃ちして殺せる人間は少数――。
 戦...</description>
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 戦争現場において銃から発射される弾丸の多くは相手を殺していなかった。兵士達は仲間に軽蔑されたくないから、必死に戦う格好をして発砲を続けるものの、実際に敵兵を狙い撃ちして殺せる人間は少数――。
 戦争という現場での心理を、退役兵で心理学者の著者が克明に綴った本。極限の場であるはずの戦争の場での心理が、どこか身近に感じられる一冊。
 人間は人間を殺すことに抵抗を覚える、しかし単純に距離的な条件を変えたり、抵抗を少なくさせるような訓練を積むことによって、殺害率は上昇する、と筆者は主張している。戦争に限らず、一般社会に転用して考えることもできる本であり、テレビの有識者のコメントよりも、現代社会における殺人者というものの本質に触れている気がする。
 ただし主張の核である「本質的に人は人を殺すことに抵抗を覚える」という部分は、それが人間（生物）としての本性ゆえなのか、現代社会の道徳文化の刷り込みゆえなのかの検証がなされておらず、続刊「戦争の心理学」において著者自身、真逆の主張をしていたりとブレている。とりあえず、現代文明社会の人間は人を殺すことに抵抗を覚える、という範囲内で理解しておくのがいいかもしれない。これを読んで嫌悪感を感じる方はいるかもしてない。実際に戦場に於いて敵兵を殺した
兵士の証言が生々しく書かれており、もしかしたら読むことすらトラウマになるやもし
れない。
無論、そこまでサディステックに書かれているわけではなく、本書の目的は殺人を奨励
するのではなく、殺人を侵す過程における心理状態を探っており、人殺しの心理を解明
するのが目的である。

日本人には会わない論理だというかもしれないが、平和国家日本に於いてサディズム的
殺人事件が幼年化し、その原因について実は本書で後半部に於いて示唆されている。
導入の章で戦場の例が取り上げられているが、他人事と思われずにあえて読み進めて見
ると、本書の問題とする事が、まさに今起きている問題と一致することに驚かれるかも
しれない。映画やドラマで主人公の弾は敵に命中するのになんで敵の弾は味方に当たらないのだ矛盾してる、などと私は思いながら映画やテレビを見ることが多かった。しかしこの本を読み終えた今、ふとそれらのことを考えるとあながち非現実的ではないように思える。ゲリラやテロリストが特殊部隊に急襲され一方的にあっという間に制圧されるのはフィクションのご都合主義ではないようだ。

「訓練と実戦は違う」「彼はプロの訓練を受けている」「人を殺すのは難しい」「何をしてる早く撃て！」よく聞かれるこの台詞の本当の意味が本書を読むことで明快になる。いつ死ぬか知れない戦場で兵士が荒々しいのん気な冗談を言っているのは何故か、鬼軍曹がいつも訓練中に顔を近づけてボロカスに罵るのは何故か、私が勝手に「所詮映画だから（笑）」と思い込んでいたベタなシーンの数々は実はリアルな描写だったのではないだろうか。そこには明確な理由があるのだ。

「何故人は戦争をするのか」という問いは多いが「何故人は殺さないのか」という視点は珍しい。兵士が敵を戦場で殺すのは当たり前だとどこかで思い込んでいた現代人の私には目からうろこである。私も含めてレビューだけでは書けない興味深いエピソードが満載なので是非読んでみて欲しい。「え？戦場って実際はそんな感じだったのか」と衝撃と正しい認識が得られると思う。アメリカ軍において、第２次世界大戦で敵に向かって実際に発砲した兵士の比率は15〜20％であったという。それが、朝鮮戦争時には55％となり、ベトナム戦争時には90〜95％にまで劇的な上昇を見せた。

何故そういうことになるのか。自身も軍歴の長い著者は、この大部な本の中でその問題に分け入っていく。その分析は、膨大なインタビューや手記、また数多くの先行研究を引きつつ、戦場に置かれた一人一の心の動きやそれを規定する諸条件をあぶり出していく。そのような環境や条件の下に置かれたなら、またそのような訓練を経たならば、読み手自身もここに書かれている行動パターンをはみ出すことは難しいのではないか。そう思わせるリアリティがこの本にはある。

繰り返し強調しておきたいが、本書は観念的・皮相的な戦争賛美や反戦論とはまったく趣を異にする。「他者を殺す」とはどういうことなのか。戦場に送られた兵士は何を見て、何に傷ついて帰還してくるのか。もし「戦争と平和の規範」というものが成立するとすれば、それは圧倒的な証拠をもってここに提示されている「人間の現実」を踏まえたものでなければならないと思う。色々なことを考えてしまって、訳がわからなくなってしまうとともに、戦場において「人を殺す」ということに対する兵士の心理を研究する意味は一体どこにあるのだろうと考えずにはいられなかった。

過去に行われた兵士の心理の研究目的は、戦地において兵士が敵を殺すことに抵抗を感じない作戦、武器、配置をどうするか、究極的には抵抗を感じない兵士をつくり上げることにある。そして、アメリカにとって、その研究成果のひとつがベトナム戦争だったのである。

つまり、「兵士は敵を殺す事に非常に強い抵抗を覚える。だから、戦争はやめるべきだ」ということではなく、「だから、このようにやれば敵を殺すことにためらいをもたない兵士をつくることができるはずだ」ということだ。

戦争がこの世からなくなることはないのだろう。そして戦争をやる限りは勝たなければならない。だから、このような研究は有益であり必要悪であるに違いない。

著者は２０年以上を職業軍人として生きてきた人物である。しかし、兵士に命令を下す指揮官の立場にある期間が長かったようだ。前線に立ったことはあるのだろうか。更に軍人として人を殺した経験はないという。著者は、経験がなかったからこそ冷静さや客観性を保つことができたと記している。確かにそのとおりだと思し、感情論には走らない説得力のある内容だ。でも、何かが胸につかえたままのような気がしてならない。

この本は、米国ウェストポイント《士官》学校の教科書として使用されているとのことだが、なんだか薄ら寒い感じがしてしまうのは、実際に人を殺すのは、ここを卒業して即指揮官となる彼らに命令を下された前線の《兵士》だからである。

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<title>補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)</title>
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<description> 具体的な数字を挙げられていて丁寧に分かりやすいので、補給の困難性の本質がどのあたりにあるのか分かるようになってきました。
 どんな作戦立案者も補給の必要性を切実に理解はしていたのに、ノルマンジーの...</description>
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 具体的な数字を挙げられていて丁寧に分かりやすいので、補給の困難性の本質がどのあたりにあるのか分かるようになってきました。
 どんな作戦立案者も補給の必要性を切実に理解はしていたのに、ノルマンジーの連合軍といった極めて少ない例外を除いて確保できなかった理由が、また多くの作戦が補給に眼をつむって戦局を進めた背景がわかります。
 また、兵站を歴史的に考察して、補給の方法（軍需倉庫から補給を直接受けた初期の段階、ナポレオンの略奪時代、基地からの永続的補給時代（馬車、鉄道、自動車））の興味深い実例が淡々と述べられています。
 最後の「知性だけがすべてではない」という章に著者の結論と現代の軍隊の問題がまとめて極めて論理的演繹的に述べられていますが、ここはぜひ自らお読みください。

 クラウゼッツの戦争論をはじめとする、中公文庫のこのシリーズは良い本が多いですね。近現代の主な戦史を、補給という観点から解剖した異色の軍事史である。
翻訳は、軍事関係書にありがちな原文を直に訳し降ろしたような、籾殻付玄米
といったところだが、それでもズンズン読み進んでしまった。それほど面白い。
細かいところで疑問に思う点もないではないが、こういう観点から戦争を
大きく見る本は非常に珍しいので、文庫本になったのは本当に嬉しい。

現代の戦争は、本書の扱う戦争とは様相が違ってきているが、しかし逆に
現地調達（略奪）はますます致命的な結果を生むようになってきている。
このような本を読んで、最前線で華々しく闘うだけでは戦争は完結しない
という事実を頭にたたき込むことは、軍人はもちろん一般市民にとっても
決して損にはならないだろう。
むしろ銃後のイケイケドンドンが国を滅ぼすことの方が多いことを思えば、
こうした本が売れる方が望ましいと思うのだが・・・それは無理かな。兵站というものが戦争においていかに重要なものかを説いた書。

かつては戦地略奪ですんでいた兵站が、だんだんと補給にする必要に迫られてきた。
補給では、戦隊が伸びきってしまうと補給に大量のコストがかかってしまい、大きなロスになる。

これまであまり語られなかった兵站という視点から、戦争の歴史を見るのはなかなか面白い。
具体的な内容は、実際に本書を読んでいただきたい。


第二次大戦の日本は、補給路が壊滅して、結果惨敗した。
ベトナム戦争でアメリカは、ついに北ベトナムのホーチミンルートを断つことが出来ず、敗北した。
派手ではないが、やはり兵站は戦争の最重要要素である。最も読まれるべき戦史本。しかしこの本で旧日本軍の蛮行を正当化するのは愚か。逆に補給のような基本的なことを考えずに数万、10万単位の軍隊を進軍させると何が起こるかくらいのことは理解できなければならない。旧陸海軍の参謀であってもそのくらいは想像できただろう。当時の日本人は日本軍の補給思想の無さを知っておりその結果何が中国で起きたか知っていただろう。日本人はそれを理解できぬほど馬鹿ではない。もちろん参謀将校も知っていた。彼らは知らぬフリをしているだけ。日露戦争では15年戦争よりも補給を考えていた。この本を通じて知られることは、欧米の戦史は補給をしようと思っても物理的限界でできなかった、しかし旧日本軍は最初からそれをしようとしなかったということ。ヨーロッパのナポレオン戦争からWWIIまでの戦争の話で、陸戦が主な話である。海軍は全く出てこない。
興味深いのは、ロンメルの砂漠戦に必要な補給をどの港で陸揚げするかの見誤りである。
いっぽう、日本に目を向けるとどうであったか。国内はほとんど陸続きであるが、ほとんどが似たような食事、似たような地形、しかもさほど遠くないとなると兵站の発想が育たなかったのは納得できる。国外に行く場合は、南方のガ島のような揚陸も難しく、そこに行き着くだけでもかなり大変なのにもかかわらず、現地調達を旨としていたのは、諦めなのだろうか。
現在の国家のエネルギー食糧問題を考えるに、補給路をどのように確保するか、国家戦略を考えなければならない。

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<title>新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論〈3〉</title>
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<description>これほど衝撃を受けた著書は今までありませんこの著者はどんな人生を送って来たんだろう天才とも片付けられない鬼才ぶりこの方の著書を読むと今ある様々な著書がゴミ同然に思えて来ますサヨク本なんて論外ですね廃...</description>
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これほど衝撃を受けた著書は今までありませんこの著者はどんな人生を送って来たんだろう天才とも片付けられない鬼才ぶりこの方の著書を読むと今ある様々な著書がゴミ同然に思えて来ますサヨク本なんて論外ですね廃棄物です(笑)この本を読んでその後多くのゴミ廃棄物を全て処分した人は多いと思います(笑)いろいろな事が学べます考えさせられます小林よしのりさんあなたの著書に出会えて本当に幸せです全日本人必読の永遠の名作です本書を読み 初めて世界の大きな歴史の流れが理解できた
学校の世界史の教科書はなんと浅はかだったのだろうか。白人の恐ろしさがまさかここまでだったとは思いませんでした。欧米諸国・・・今想えば全ての災害の起源はここから始まった戦争から原爆から共産主義から全てね・・・お金に余裕がない人は、特別３巻目を買う必要はない気がした……。
といっても、ゴー宣は立ち読みきついけど。。。
戦争論２が非常に良く出来ていたから、なおさらかもしれないけど、
やっぱり書き下ろし漫画が少ないのは寂しい。
これは、最近のSP本ほとんどにいえるけど。

タイトルの通り、やりたいこともいいたいこともわかるけど
アングロサクソンへの批判に内容を固執しすぎてないかと思う。
それが、本としての全体の品度を下げている気がして残念だった。
批判は正しいんだけど。
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<title>ベトナム戦記 (朝日文庫)</title>
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「ベトコン少年、暁に死す」の項を読まなければ良かったと後悔しつつ読み続けた。胃の辺りが石を飲んだように重...</description>
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まだ少年と言える時代に読んでしまった。戦争とはいったい何なのか？など考える余裕などなかった。
「ベトコン少年、暁に死す」の項を読まなければ良かったと後悔しつつ読み続けた。胃の辺りが石を飲んだように重くなって、目には涙が浮かんできたのを今でも覚えている。
開高健先生は、私にとって人生の師と勝手に決めているのですが、この本の内容は中学生の私にとっては厳しすぎたと思う。
今、子供にも開高先生の小説を読むように勧めているが、この本はもう少し後にしようと心に決めている。 「ベトナム戦記」という本の存在だけは知っていたが、ようやく手にとって読んだ。
 これは、開高健氏のベトナム従軍記です。いままで戦争に関する本はいくつか読んだが、「ナンバー・ワン」です。
 ベトコン少年の公開処刑を書いた「ベトコン少年、暁に死す」の章から最前線に赴く後半の章は、臨場感があって、実際に開高氏と一緒にいるような妙な感覚になる。一流小説家である開高氏の文章の力だろう。
 この本のなかで「ベトコン少年、暁に死す」の章は特に凄い。凄くて深い。「戦争」や「人間」の存在そのものの本質をわしづかみにするような迫力ある文章である。
 たとえ、この章だけでも読む価値はある。 １９５４年生まれのレビュワーにとっては、「ベトナム戦争」として報じられる戦況の後半部分に意識があるが、前半は、正直言うと「なんでアメリカがあんなところで戦争してるの？」という感じであった。 
 世の中には、アメリカに留学した小田実さんらの「ベ平連」が盛んにデモをしているのが思い出される。 
 この時点で、私の知る開高健さんは、山口瞳さんの先輩で、魚釣りの好きな人、お酒を飲む大食漢でしかなかった。この人が何ゆえにベトナムまで行くのかは、中学生の小生には理解不能であっ。 

 高校になって読み、大学になって読み、社会人になって読んだ時にベトナム戦争の帰趨とか、その後のカンボジアの情勢や更には共産国家の終焉などの様々な別の情報が入っていて、彼の文章は素直に受け入れられなかった。 

 しかし････ここから怒られるかもしれないけれど、ひょっとして、開高健さんは、「文豪」とか「社会評論」とかのややこしいことではなく、『ライズ』のくりかえされる浅瀬にフライを飛ばすフライフィッシングの場所としてとらえたのではないかと思えてきた。命がけのフライの操作ではあったが。 
 そう考えると妙に分かりやすいのですが、いかがでしょう？

開高大魔王の１９６０年代のベトナム戦争の記録だが、今読んでも、まったく古びていない。アメリカ＝悪、解放戦線＝正義、とのステレオ・タイプの当時の「定説」にも組みしていない。声高に「スローガン」を叫ぶむなしさを知った開高大魔王と凡百の作家、たとえば小田実などとの違いがそこにある。現場では「戦場」を語っても「戦争」は語れない、と、諦観した大魔王の戦場の観察ぶりを見よ。ベトナム戦争の最上の記録の一つでもある。もちろん独特の大魔王の文体「開高節」の完成度は他のエッセイ、小説と変わらない。（松本敏之）ベトナム戦争は歴史上最も自由な報道が許された戦争といわれている。日本人の手による戦場の記録というと、とかく加害者か被害者の立場に立ったものばかりが目につくが、開高健は当事者ではない第三者として中立の立場で現実を直視し、判断し、記録しようとする。最近のイラク戦争を見ていると、メディアを通して報道される情報がいかにコントールされているかを思い知る。しかし、本書に記録された内容を私は信じることができる。なぜなら、当時すでに小説家としての高い地位にいた一人の男が、命懸けで目撃してきたものだからである。テレビの報道を見ながら、あれこれ発言する作家は多い。しかし、現実に起こっていることを確かめるために実際に戦場まで出かけていくだけの勇気を持つ作家は、今の日本に果たして何人いるだろうか？
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<title>沖縄ノート (岩波新書)</title>
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<description>事実無根も甚だしい内容。沖縄の集団自決について、当時座間味島の守備隊長だった梅沢少佐らが住民に対し自決を強要したという内容はまったくの嘘である。この件は今も梅沢さんらが著者の大江氏、岩波書店を相手に...</description>
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事実無根も甚だしい内容。沖縄の集団自決について、当時座間味島の守備隊長だった梅沢少佐らが住民に対し自決を強要したという内容はまったくの嘘である。この件は今も梅沢さんらが著者の大江氏、岩波書店を相手に裁判を続けている。大江氏はこの本は嘘だったというのを潔く認めてほしいものである。この本の評論とはずれるます。沖縄生まれ、居住者です。小さい頃から、曽祖母に戦争の話しは耳にタコができるほど聞かされて育ちました。親類が、実際に集団自決した事も。戦争を知らない私達が議論するよりは、実際に証言者の記述を見てから意見を述べてほしいです。沖縄南部の平和資料館には、たくさんの証言文集が保管されています。ニュースや風評だけでしかこの本を語れない人、【国益】という言葉で事実を曲げようとする人、何か感じてくれたら幸いです。控訴審も大江の勝ち。戦争責任を認めない哀れな連中はいよいよ追い詰められる。
裁判を知って勢いで書いているように見えるレビューもありますが、本当にこの本を全部読んでるのかなあ、と思ってしまいます。

沖縄と本土との関係は、今でこそ有名な芸能人たちが普通に活躍していて単なる南の県といった感じですが、歴史や戦争中の扱いを考えても、どう捉えて良いのか分からない複雑なものです。簡単に答えが出るはずもない。大江の煮え切らない文体は、その分からなさを受け止めたものだと思うし、単なるジャーナリストではない作家の作品としてそれは成功していると思う。
今の若い作家でこういった本を書ける人は少ないでしょうね。「日本人とはなにか、このような日本人ではないところの日本人へと自分をかえることはできないか」
この問いの答えを見出すべく、筆者は沖縄を真剣に真摯に向き合い、沖縄に揺さぶられていきます。日本語は沖縄語の前に拒絶され、天皇の権威や存在も沖縄・沖縄人の前では曖昧化されます。日本列島で当然とされていること・ものの存在が次々と懐疑的なものに変質していきます。そのとどめは沖縄が生んだ、内容の稀薄な「本土」という名称でしょう（223-224頁）。
全体として雑誌や新聞の記事を基に沖縄と沖縄に映し出された日本を筆者は描き出しています。これは労作ではありますが、当事者との対話から文を書いていくべきではなかったでしょうか。沖縄の知識人だけでなく、沖縄に暮らす庶民の生の声を直接汲み取ることや諸問題の当事者との真剣な討論を行うということも重要であったと思います。筆者が導き出した考えには私は同意できるものが多いです。それでもそれらの中にはやや客観を欠いており、筆者の主観が先行している感じがします（例、「沖縄に属する日本」など）。
本書の刊行は1970年であり、当時と現代における問題意識は、似ているかもしれませんが、全く同じではないでしょう（「沖縄独立」は国会のテーマにはなっていない。2008年8月18日現在）。本書は歴史資料になりつつあるかもしれませんが、しかし、世の中の出来事、物事、そして当然と思い込んでいる自分自身の姿を見つめなおすきっかけを与えてくれます。今でも思考変化を促す力を『沖縄ノート』は秘めていると思います。特に、人類館事件（186頁）の記述は植民地主義（「日本に展示される沖縄」）とジェンダー問題（「鞭持つ男に罵倒される沖縄の女性たち」）へと思考空間を広げてくれました。
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<title>戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方 (PHP文庫)</title>
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<description>書店ではビジネス書コーナーに置かれていました。
普段は知る由もない軍隊の動かし方、理論などが書いてあり、非常に楽しめました。クイズ形式の実践コーナーも面白く、スパスパ読んでいけました。
確かに「大戦...</description>
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書店ではビジネス書コーナーに置かれていました。
普段は知る由もない軍隊の動かし方、理論などが書いてあり、非常に楽しめました。クイズ形式の実践コーナーも面白く、スパスパ読んでいけました。
確かに「大戦略」のようなゲームをやるには面白く、ためになります。

しかし、ビジネスに役立つのかは未知数です。
強引に「この戦術をビジネスではこのように活かす」的なことが書いてありますが、
ビジネス書というよりはやはりゲーム攻略本ですね。
そういう見方でこの本を選んだほうが良いと思います。

ゲーム攻略本としては、非常に面白いと思います。読み終わった後に早速「大戦略」をやってしまいました。タイトルにつられて買ってしまいましたが、本書はビジネスにおける戦術ではなく、本当の戦闘時を意識した戦術と指揮を語っています。その点若干がっかりしたのですが、「コラム」欄に書かれている内容が予想以上に面白くためになりました。また、シミュレーションにおける、答の解説がなかなかわかりすく、著者が少しは軍事素人にもわかるように書こうとしたことが伝わりました。 本書は、普段お目にかかれない自衛隊の教範類に出てくる内容を一般人に分かりやすく書かれたものである。まず、はじめに戦いの９原則なるものが例示されている。簡単に下記に記してみる。
１目標の原則 ２統一の原則 ３主導の原則 ４集中の原則 ５奇襲の原則 ６機動の原則 ７経済の原則 ８簡明の原則 ９警戒の原則
これらの原則を戦いに勝つための９原則として、部隊の動かし方や戦い方を懇切丁寧に分かりやすく解説している。
 後半部分では、各戦闘シュチュエーションをシュミレーションゲームを進めるように指揮官の判断は、戦闘状況においていかにすべきかということが例示されている点が面白い。
ただ、評者の意見としては直ちに「戦術と指揮」の内容が、ビジネスの現場に役立つかと言えば疑問と言えよう。
何故ならば、あくまで軍隊が戦闘行動する場面における現状判断と決断であるからだ。あえて、タイトル帯にビジネスで役に立つという触れ込みは入れない方がよいと思う。
帯に「ビジネスパーソン向けに」とか書いてありますが、どう見てもウォーゲーマー向けです。本当にありがとうございました。

「世界の神々がよくわかる本」といい、ＰＨＰ文庫はビジネス書にかこつけてけっこうやりたい放題やってるなぁ。好感度up(笑)。

いちおう近代戦を例としていますが、「機動部隊（戦車）」＝「騎兵」、「火力部隊」＝「弓兵」などと読み替えれば、古代戦のテキストとしても十分使えます（この読み替えも書中で触れられており、古代戦の研究もすべき云々、と述べられています） 

例題がいろいろ載っていますが、自分は戦術指揮官の素養はないようです(笑)。ことごとく間違ったりして…… 

例題では、「障害は敵に遠く渡れ！」とか、解答とあわせて戦術の格言が載っていたりするので、理解の助けになりますね。

陣形の種類から、機動における支隊の動かし方、予備隊の運用まで、ひととおりの戦術が網羅されており、あまり戦術について知らなかった私みたいな初心者にもわかりやすかったです。まあ、もう１回ぐらい読まないと身に付かないとは思いますが（身につけてどうするんだという話もあるが）。

ファンタジー戦争小説を読んだりするときのサブテキストとしてもオススメでしょう。「覇者の戦術―戦場の天才たち」あたりも併読すると、理解が深まるかも。（これも面白かったけど、絶版かなぁ……）筆者はビジネス書の体裁を取りつつ多数の軍事関係の啓蒙書を著している方。

本書はごく基本的な作戦の展開を様々な階層の部隊(旅団、支隊から分隊まで）にわけて
意思決定を要する時点での判断のあり方を選択肢を与えてその優劣を考えるという方式で
進めていきます。

ことに盆地を繋ぐ長隘路を巡る攻防の議論は通して読むことでそれぞれの選択肢の得失が次第に明らかとなる仕掛けとなっています。また、長隘路とは何かの定義も砲兵の射程や空中機動などの手段や地理的特質との関係から次第に理解が深まるように配慮されており、軍事に関心がある方なら一度手にとって読むに堪えるものだと思います。

また軍事以外では例えば大規模災害での図上想定演習などに興味ある方や、或いは良く練られたライトノベルで戦闘を扱っているものがお好きな方なども一度手にとって書棚に入れておき、時折あちらこちら読んでみると面白いと思います。
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<item rdf:about="http://41bookshop.bestbook-shop.com/detail/20/4122044944.html">
<title>六韜 (中公文庫)</title>
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どんなに正しくても、勝たなくては意味がない。それが、《現実》の厳しさです。勝つためには、いろいろな能力が要求されますが、その中でも《作戦力》と《情報力》は、絶対に欠かせません。そういう意味で、やはり中国の古典は、非常に参考になります。本書も、勝ちたい人にとっては、《必読書》と言えるかもしれません。この書は周の文王が太公望という仙人のような人物と出会う所から始まり、文王とその息子武王が太公望に政治のあり方・軍事のあり方を訊ね、太公望が答えるという形式で6巻60章ほどあります。尤も太公望の名を借りた後世の兵法家の偽造書とも言われております。さて内容を読むと、冒頭から君主とは絶対的な存在などではなく、社会（天下）に於いて最も公共精神が必要な立場にあることが力説されています。こう言うと何やら意外に思われるかも知れませんが、もし強大な権力者がその力を利己的な目的のみに行使し、社会に多大な悪影響を与え続けるならば、また悪影響を受けた側から比例的な反発が起こることを合わせて考えれば、社会で最も力のある者が、社会で最も大きな責任を負わなければならないということは、社会を存続させる上で是非とも必要なことなのです。このように道徳が根幹にあり、それを達成する手段としての政治的・軍事的考察が後に続きます。なにぶん二千年以上前の書物なので、地形・兵器・兵種などに対する考察は技術の進歩した今日では適用出来ません。しかし人間自体が進化していない以上、殊に人材発掘、組織運営、一般的ルール、印象の操作など、人間性に根ざしたものは変わりようがありません。何よりも読み続かれているという事実そのものが、本書の価値を実証しています。リーダーシップを学ぼうとする人間にとって、本書を読めば多くの示唆が得られるのではないでしょうか。 藤原不比等が暗誦するまで愛読したことで有名な本書が中公文庫で出ているのを本屋で発見し 急いで買って 読んでみた。 紀元前１２世紀の著作ということだが 今読んでいても十分面白い点に感銘を受けた。特にリーダーの資質として 以下のような話が出てきており ３０００年前と今はあまり変わらないものだと驚いた。 ＋信賞必罰。褒美を与える場合は一番位の低い人に与え 罰を与える場合  には一番位の高い人を罰する。 ＋将軍は一般兵士と同じ物を食べ 同じ物を着るべきである。でないと  兵士の気持ちが分からず 兵士の気持ちをつかめない。 ＋戦争の際にも 相手の将軍は処刑するにしても一般の民衆には一切  苦しみを与えるべきではない。考えてみると 戦争とは究極のBUSINESSでもあるわけで そこそこ平和な我々の方が ある意味で安易な日々なのかもしれない。著者の太公望（釣で有名な人だが）は 遠く３０００年前の時空を超えて 我々に鋭く語りかけてきていると ひやりとする思いである。
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